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近代活字鋳造・販売業者における平仮名字体の用意

要旨

本稿では、活字字体の用意のありかたを表に整理し、資料の特性を論じたい。活字見本帖はけっして均質な資料群ではなく、そこに活字見本帖をこの種の研究に用いる上での問題があると考えるからである。

日本イエズス会版における日本語活字の開発: 『病者を扶くる心得』の仮名活字組版から

これは卒論の要旨をさらに2010年2月10日の審査のために書き改めたものである。文意不明瞭を当日指摘されたが、それもまた現実とて、WordPressにあはせた見た目上の改変のほか、さらに改めることはしなかった。なお、この問題にご関心の向きは、拙論よりも、まったく独立に書かれた、

  • 白井純(2010)「キリシタン版前期国字版本の仮名用字法について」『国語国文研究』137

に就くべきであらう。もちろん、こちらのほうが論ずる範囲がひろいし、本稿の興味とぴったり一致するものではないが。
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