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連絡先
- 名前: 岡田一祐(おかだかずひろ)
- メールアドレス: k-okada@keio.jp
- 連絡先: 慶應義塾大学文学部
- ORCID: 0000-0003-4167-1938
- 1987年5月28日: 神奈川県川崎市に生まれる
- 1993–2010年: 千葉県在住
学位
- 2010: 学士(文学、千葉大学)
- 2012: 修士(文学、北海道大学)
- 2015: 博士(文学、北海道大学)
職歴
本務
- 2015–17: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所情報資源利用研究センター
- 2017–20: 人間文化研究機構国文学研究資料館古典籍共同研究事業センター
- 2020–23: 北海学園大学人文学部日本文化学科
- 2023–: 慶應義塾大学文学部国文学専攻
教育経験
- 2011: TA(国語学概論)、北海道大学
- 2011–15: TA(論述作文)、札幌学院大学
- 2011: 臨時講師(ことばのしくみ)、旭川ろうあ協会
- 2014–15: 非常勤講師(日本語表現、旧言語表現)、北星学園大学
- 2017–20: 非常勤講師(日本語・日本文学情報処理法)、青山学院大学
- 2017: 非常勤講師(人文科学の課題d: 先端研究の成果を知る、LX106)、千葉大学
- 2018–20: 兼任講師(日本語学各論1・2)、國學院大学
他の所属
- 2015: 北海道大学大学院文学研究科専門研究員
- 2017–: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員
学会
- 2009–: 千葉大学文学部日本文化学会
- 2010–: 日本語学会
- 2020.12–2021.5: 2021年度春季大会実行委員
- 2021.6–2024.6: 広報委員
- 2021.7–2021.12: 2021年度秋季大会実行委員
- 2010–: 北海道大学国語国文学会
- 2016–: Japanese Association for Digital Humanities, a member of Alliance of Digital Humanities Organizations
- 2017–: European Association for Japanese Studies
- 2017–: デジタルアーカイブ学会
- 2018–: Text Encoding Initiative Consortium
- 2018–: Steering Committee, East Asian/Japanese SIG
- 2021–: 情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会
賞罰
- 2015: 2014年度日本語学会論文賞、日本語学会(「明治検定期読本の平仮名字体」『日本語の研究』10(4)に対して)
- 2016: 2016年度日本語学会春季大会発表賞、日本語学会(「『和翰名苑』における平仮名字体認識」に対して)
- 2016: 第34回新村出研究奨励賞、新村出記念財団
- 2020: 第2回デジタルアーカイブ学会賞学術賞(著書)、デジタルアーカイブ学会(『ネット文化資源の読み方・作り方』に対して)
著書
論文
講演
- 2021「平仮名の歴史における明治時代」『北海学園大学人文論集』71. pp. 18–35.
書評・レビュー
- 2015–23「Digital Japanese Studies寸見」『人文情報学月報』45–144. 査読なし
- 2018「Unicode 10.0における変体仮名収録」『漢字文献情報処理研究』17. 査読なし
翻訳
- 2012. ガランボス,イムレ「写本の実態から見た字書記述: 会意文字を例として」石塚晴通編『漢字字体史研究』勉誠出版(英日翻訳)
競争的研究資金
- 2013「20世紀以前刊行の外国人日本語教科書における平仮名字体と表記」北海道大学クラーク記念財団博士後期課程在学生研究助成
- 2015–17「明治期国語教科書と平仮名初習者の筆写資料とを連関させた平仮名字体史研究」科学研究費研究活動スタート支援15H05981
- 2017–21「平仮名字体データベースと19世紀教科書平仮名字体コーパスの連携による平仮名史研究」科学研究費若手研究(B)17K13462
- 2021『近代平仮名体系の成立: 明治期読本と平仮名字体意識』科学研究費研究成果公開促進費(学術図書)20HP5061
- 2022–26「明治10年代国字改良運動の表記論的把握」科学研究費若手研究22K13129
発表
学会パネル
- 2020 (宮本祐規子・山本和明・清水康行と共同発表). 国文学研究資料館の情報資源の日本語学研究への応用. 2020年度春季日本語学会大会, 東京外国語大学 [COVID-19世界的大流行にともない2020年度秋季大会に延期→実施(オンライン)]
- 2020 (With Tarin Clanuwat, Yuta Hashimoto, and Bettina Gramrich-Oka). Digital Humanities and the Future of Premodern Japanese Studies. ASCJ2020, Sophia University [COVID-19世界的大流行にともない中止]
査読あり
- 2011「明治期国語系教科書の仮名表における平仮名」日本語学会2011年度春季大会, 神戸大学
- 2012「第三次小学校令以前の国語教科書における仮名字体の変遷」日本語学会2012年度春季大会, 千葉大学
- 2014「「大和仮名」と欧州日本学における仮名研究」日本語学会2014年度春季大会, 早稲田大学
- 2014. Typological differences in the linked writing of cursives. The Ninth International Workshop on Written Language and Literacy, University of Sussex.
- 2015「ケンペル『日本誌』手稿における仮名の分類と刊本での変改」日本語学会2015年度春季大会, 関西学院大学
- 2015(松浦年男・田村早苗・石垣佳奈子・岡田一祐・高木維・吉村悠介)「大学初年次の文章表現教育における「レビュー論文」作成の試行」日本リメディアル教育学会第11回全国大会, 北星学園大学, ポスター発表
- 2016「『和翰名苑』における平仮名字体認識」日本語学会2016年度春季大会, 学習院大学, ブース発表
- 2016. Reorganising a Japanese calligraphy dictionary into a grapheme database and beyond: The case of the Wakan Meien grapheme database. JADH2016, University of Tokyo
- 2017. Hentaigana charts in Meiji Textbooks Revisited: An analysis of hentaigana charts. EAJS2017, Universidade Nova de Lisboa.
- 2019. Diverse standards in the Pre-modern Japanese orthography. The Twelfth International Workshop of the Association of Written Language and Literacy, University of Cambridge.
- 2019 (Kazuhiro Okada, Satoru Nakamura, and Kiyonori Nagasaki). An encoding strategic proposal of “ruby” texts: Examples from Japanese texts. TEI2019, University of Graz.
- 2019 (Satoru Nakamura, Kazuhiro Okada, and Kiyonori Nagasaki). An attempt of dissemination of TEI in a TEI-underdeveloped country: Activities of the SIG EAJ. TEI2019, University of Graz.
- 2021. The less unit-ness of grapheme in the Japanese writing system. EAJS2021, Online.
- 2022. Considerations for the TEI encoding of Sino-Japanese glossed materials. DH2022, Online.
- 2023. A corpus-based approach to changes in okuri-gana in modern Japanese. EAJS2023, Ghent University / Online.
- 2023(中川奈津子・岡田一祐・永崎研宣・北﨑勇帆・王一凡・曹芳慧・藤原静香・塚越柚季・乙川文英・小川潤・片倉峻平・左藤仁宏・王雯璐・石田友梨・宮川創・佐久間祐惟・塩井祥子・井上慶淳・村瀬友洋・関慎太朗・田良島哲・嵩井里恵子・渡邉眞儀・中町信孝・幾浦裕之)「日本語方言談話資料のTEIによる構造化の試み」じんもんこん2023, オンライン
査読なし
- 2009「ウィキメディアにおける言語多様性」Tokyo MEDIFES 2009、東京ウィメンズプラザ. 招待
- 2013「明治期のいろは仮名」第57回札幌学院大学言語学談話会、札幌学院大学
- 2013. For diachronic corpus of hiragana grapheme. 東洋学へのコンピュータ利用第24回研究セミナー、京都大学. 招待
- 2015「「平仮名」が指すものとその遷ろい」第33回表記研究会、関西大学
- 2016. What is stylistic regularisation of hiragana in the Meiji period?: A reflection from the diachronic grapheme corpus. 東洋学へのコンピュータ利用第27回研究セミナー、京都大学. 招待
- 2017「古平仮名の軌跡(900–1900)」AA研共同利用・共同研究課題「アジア文字研究基盤の構築1: 文字学に関する用語・概念の研究」2017年度第2回研究会、東京外国語大学
- 2017「いろは仮名といまの平仮名: 近代における仮名の体系化」シンポジウム 「変体仮名のこれまでとこれから」、国立国語研究所. 招待
- 2018. Japanese philology: The Database of Premodern Japanese Works and the “Wakan meien” Hiragana Grapheme Database. International Symposium “Digital Humanities and Databases”, Sophia University. 招待
- 2018「古辞書のネットワーク分析」国際シンポジウム「古辞書研究の射程」、国立国語研究所. 招待
- 2018. Issues in encoding in East Asian materials. SIG Panel East Asian/Japanese, TEI2018. Invited.
- 2019「TEIによる辞書符号化の動向と課題: TEI-Lex0プロジェクトは古辞書に応用できるのか?」漢デジ2019、北海道大学. 招待
- 2019「資料共有化の理念と現状 AA 研アイヌ語資料公開プロジェクトを中心に」AA研共同利用・共同研究課題 「アイヌ語現地調査資料のアーカイブズ構築にかんする学際的研究」2019年度第2回研究会、東京外国語大学. 招待.
- 2020「日本古典籍テクストのTEI/XMLによる符号化ガイドライン作成のこころみ」東洋学へのコンピュータ利用第32回研究セミナー、京都大学. 招待.
- 2020「濁音仮名活字の意味: 明治の仮名字体意識とそのゆらぎ」第104回札幌学院大学言語学談話会、オンライン.
- 2020「平仮名の歴史から見た明治時代」北海学園大学人文学会第8回大会、北海学園大学. 招待.
- 2021「19世紀文字史としての濁音を表すための活字の位置づけ」2021年度第1回近代語学会、オンライン. 招待.
- 2021「デジタル・文献研究・平仮名字体の統一: 『ネット文化資源の読み方・作り方』と『近代平仮名体系の成立』を繫ぐもの」慶應義塾大学古典教育研究会、オンライン. 招待.
- 2022「資料の構造を探り、他者に伝える: 日本古辞書のばあい」第27回情報知識学フォーラム、国立情報学研究所. 招待.
非公式
- 2010「むと書いてふと讀む: 近代語におけるマ行とバ行の交替現象の變化再訪」第2回TwiFULL札幌言語学ミーティング、北海道大学
- 2011「潮来婦志の資料性」第9回TwiFULL札幌言語学ミーティング、北海道大学
- 2012「仮名のなりたち」第3回Type Renoir、カフェ・ルノアール新宿区役所前店、招待
- 2012「近代以前の仮名体系の性質」京都大学人文科学研究所研究班合同研究会、北海道大学、招待
- 2012. Questioning allograph: Evidence from Old Hiragana. 17th TwiFULL Sapporo Linguistic Meeting. Hokkaido University.
- 2013「いろは仮名とその周辺」第21回TwiFULL札幌言語学ミーティング、北海道大学
- 2020「濁音仮名活字の意味: 文字字体意識のゆらぐところ」第50回TwiFULL札幌言語学ミーティング、オンライン
その他
情報提供
- 講師,「ワークショップ ウィキペディアキャンパスin北大」主催:北海道大学附属図書館学生協働ワーキンググループ,北海道大学附属図書館,2016年10月1日。当日配布資料。
- 講師,「ネット文化資源の読み方・作り方」第73回北日本図書館大会北海道大会、第62回北海道図書館大会第4分科会、オンライン(2022年6月〜7月)。
- 講師,「「いろは」の19世紀: 文字と教育の文化史」第28回人文学への挑戦、紀伊國屋札幌本店、2022年7月10日。
- 講師,「明治初期平仮名活字への違和と順応」企画展「活字 近代日本を支えた小さな巨人たち」連続講座 「印刷と文字・活字のお話し」、横浜市歴史博物館、2022年1月22日。
- 講師,「日本語研究に役立つ情報資源の効果的な使い方」日本研究のための情報源活用法、オンライン、2023年2月。
言語協力
データベース
エッセイ
報道協力
- 2016「ネット事典の内容もっと詳しく!ウィキペディアタウンに注目 北大付属図書館の催しに記者同行」北海道新聞、2016年10月12日、取材協力
- 2020「<こどもみなぶん>どうして「い」にてんてん(濁点)が付かないの? 日本語として表現する音がないから」北海道新聞、2020年7月12日、取材協力